ご利用ガイド
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モザイクアートが何度もサイクルします
材料
ピース26色
(リバーシブルで13種類)
ベース
(左は表側・右は裏側)
ジョイント
(十字ボルト・ハンドルナット)
ご利用ガイド(※只今準備中です)
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モ・ザイクルは “4つの工程” から成り立ちます
【1】つくる
ガイドシート(図面)に従って、指定のピースをベースへはめ込みます。
【2】はずす
おもてと裏の両側から外すことができます。
【3】わける
複数の色が混ざったピースを仕分けします。
【4】つめる
100ピースが収まるケースに、ピースをタテにして詰めます。
【5】新たな作品づくりに戻ります。
はじめに
■ 目的によって作る作品が変わります。 また対象者によっては片付け工程(外す・分ける・詰める)のみとなる場合があります。
■ 作品づくりでは、参加される人数や能力に応じて選択できます。
・1名 ミニ作品
・2~3名 日付作品または小型作品
・4名以上 中型または大型作品
■事前にガイドシートをプリントアウトし、大型作品用は裁断、ミニ作品・日付作品は折り目を折ります。
4つの工程
(1)つくる
PDF形式(A4)でダウンロード
左の拡大図(4分の1)
作業風景
■ピースは指定の色を表にするのみで向きは問いません。はめ込むとピースとベースの面が同じ高さになります。
ピースが浮いている場合は、奥までしっかり押し込んでください。
■ベースは2×2で連結しておきます。ジョイントが出っ張りテーブル上では安定しませんので、同梱のチューブループを敷いてください。
■完成した各パーツ(ベース)をジョイントで連結します。
■展示
1.ハンドルナットの穴にひもを通します。
2.カベに取り付けたフックへかけます。
3.(あまり想定していませんが)天井に展示することも可能です。
(2)はずす
ウラ側から外す
オモテ側から外す
作業風景
■ピースはオモテからちょっと触ったくらいでは外れません。
1.スティックを使用し、ベース裏側の穴をついて外します。
2.ピースのカドを押すことで、テコの原理で外れます。
作っている途中に間違えた時などは、表側でもはずすことができます。
【注意】
1.勢いよく飛び出すことがありますので、紛失や事故などにご注意ください。
2.道具を使用する際は、鋭利で硬い物はピースにキズが付きますので使用しないでください。
3.反射防止のシボ加工(裏表面2面)は、爪などを強く押し付けると削れてしまいます。
(3)わける
作業風景
作業風景
作業風景
■認知症の比較的重度の方でも参加できる工程です。
■適当な容器がない場合は、ピースを入れるケースを逆さまにして利用されてください。
(100円ショップで購入できるステンレスケースなどが便利です。)
■「色分け」作業のみでも、リハビリとして活用いただけます。
〔例〕集中力向上・注意分割機能の活用・座位保持など。
その場合、対象者に応じたリハビリ課題としてスタッフがいくつかの色を混ぜてください。
高齢者の場合、似た色合いではなくメリハリ・ギャップのあるものの組み合わせで様子を見てください。
<分類> | 合計26色(両面2色のため13種類) |
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白黒(シロクロ) | 1種 |
灰茶(ハイチャ) | 3種(灰茶1・灰茶2・灰茶3) |
赤燈(アカトウ) | 3種(赤燈1・赤燈2・赤燈3) |
黄緑(キイミド) | 3種(黄緑1・黄緑2・黄緑3) |
青紫(アオムラ) | 3種(青紫1・青紫2・青紫3) |
(4)つめる
作業風景
作業風景
作業風景
■ケース1枚にピース100枚分(10枚×10マス)がおさまり、重ねて保管できます。
■ピースを数える場合、詰めればひとマス10枚で計算できます。
■詰める作業のみでも、アクティビティとして活用いただけます。
(例)手先の巧緻作業として・注意分割機能の活用として・整理整頓の心地よさを動機付けとして
■マスの中はすべりやすいため、片手でされる場合などは、ケースの手前か奥に何か敷いて傾斜させて使用してください。
ベースの連結方法
手順
1.確認のために一度並べて、見本の絵と比較します。
2.隣の空きスペースへ、そのまま裏返します。(写真①→③)
※衝撃でピースが外れないよう、慎重に行ってください。
3.端のベースから連結します。(写真・下)
(1)1列目のベースを並べ合わせ、下から十字ボルトを通します。
十字ボルトの内側凹部に、ベースの合わせによる凸部がはまっていることをご確認ください。
(2)2列目を並べ合わせ、ナットの先が出ているところの4枚のズレがない状態で、ハンドルナットで「仮締め」します。
※ハンドルナットの「裏表」を間違えないようご注意ください。
※連結の序盤から、きつく締めますと、後半にズレを生じやすくなります。
(3)(1)(2)を繰り返し、全てのベースをつなぎ合わせます。
※4枚合わせ全ての箇所を締め、締め忘れにご注意ください。
4.全てのハンドルナットをしっかり締め付けます(「まし締め」)。
なお、工具などは用いないでください。
5.大型作品は補強締めをします(写真)。
(ベースを縦横いずれか8個以上つなげる場合を想定)
カベなどに取り付けるまでの間、負荷のかかりやすい端や角にも補強として、数ケ所固定されてください。
6.ベースタグを外します。
◆連結の最大サイズは、ベース縦10個・横10個までです(弊社の保証サイズで重量が約6.7㎏です)。
◆利用者様によっては、連結作業も可能かと想いますが、その際もスタッフ様監視のもとで行ってください。
◆特に大きな作品については、ケガの危険性もありますので、スタッフ様が行ってください。
(例:重くて落とす・指を挟む・落下時に足に落とす・力を入れすぎ指などを痛めるなど)
【 連結後の反り返り 】
連結していくと作品全体が反り返りをおこします。
原因はベースの前面に対し、側面が垂直ではなくほんのわずかですが傾斜があるためです。
これは、成形時に金型から抜き取るための「抜き勾配」として必要な傾斜です。
ジョイントで固定したあと反り返りと逆方向へゆっくり力を加えますと、平らになります。
つりヒモの通し方・フックの位置などの調整によって、ある程度は解消できます。
反り返りをなくすためには、作品の四つ角全てを引っ張るように取り付けることができれば可能です。
しかしその際も、落下の危険性には十分配慮の上で行ってください。
つりヒモの付け方
【手順】最大サイズの10×10ベースを想定して、ご説明します。
1.つりヒモを約2.5mで切ります。
2.つりヒモを通すハンドルナットを決めます。
(1)横軸の位置:左右の最も端か2番目(端が後ろ上方へ引っ張られることで、前方への反りを軽減します)
(2)縦軸の位置:上から2番目か3番目
※位置はあくまで目安です。フックの位置やヒモの長さなどに応じて調節されてください。
注意:つりヒモを通すハンドルナットのゆるみや十字ナットのズレがないか、再度確認されてください。
3.ハンドルナットの通し穴につりヒモを通します。
(1)通し穴の選択は、フックとの角度を考慮して6つのうち内側および上側とします。
注意:外側・下側としますと、重力でフックが回転しゆるむ可能性があります。
(2)つりヒモを結ぶ長さは、若干たわむ程度、また、取り付けた際にフックが隠れる程度の位置にします。
2本分がまとまるよう、結ぶ際は、2本一緒に結んでください。
4.フックへ掛ける際は、つりヒモのたわみを利用して片方ずつかけます。
注意:作業は、必ず二人以上で行ってください。
※フックに対し、つりヒモは2本分かけてください。
フックの取付方法
< 注 意 >
当社取扱いのフックは「JフックW」(石膏ボード用)といい、1個あたりで11kgの重さに耐えるものです。 しかし、取り付けられるカベの状態や使用方法によっては、11kg以下であってもフックが外れてしまう場合がございます。
フックを取り付けられる前に、カベの状態をよくご確認ください。 さらに安全策として、1作品に2個使用(後述)するなどして落下防止を優先されますよう、よろしくお願い申し上げます。
<カベの確認方法>
石膏ボードを使用したカベは中空壁といい、一般的に下地の桟(間柱・胴縁など)に取り付けられています。 カベを叩くと桟の有る場所は低く、無い場所は高い音がします。下地の桟に、ビスなどで取り付けることができれば安全ですが、中空のス ペースの方が圧倒的に広く、その場合、石膏ボードだけで荷重に耐える必要あります。
石膏ボードの厚みは一般的に9.5mmと12.5mmがあります。これは、スイッチやコンセントなどのカバーを外すと見ることができます。
なお、前述のような下地の桟がなく、コンクリートに石膏ボードを直にはり付ける工法などもございますので、やはり事前の確認が必要です。 目立たないようクギを刺してみるなどして確認されてください。 それでもなお、ご不安な場合は ボードアンカーなど他にも取り付け用具がございますので、ホームセンターなどであたられるか、専門の業者に相談されますようお願い申し上げます。
以下は、石膏ボードのみの場所(中空)に取り付けることを想定して説明いたします。
(1)フックの先端を曲げる
ペンチなどでフックの先端を図のように曲げて下さい。
フックの先端が、ベースの裏面をキズ付けることを防ぎます。
また、フックからヒモが外れにくくなります。
(2)取り付け方
(図は「JフックS」を用いております。)
1) カベにフックを押し当て、フックの穴に石こうクギ本体をあてる。
2) 3本のクギをコインなどの硬い面で順次押し込む。
3) キャップをはめ込む(長い間の振動で、クギがせり上がってくることの防止)。
(3)クギが最後まで入らない
クギが何か硬い物に当たって押し込めない場合、金づち等で無理に打ち込まないで下さい。
硬質な下地材に当たった場合などは、無理に打込むとクギ穴が拡がってしまい、取り付け強度が低下します。
<対策>クギを短くカットする
1)クギの入らなかった長さを計ります。この長さを”A”とします。
2)クギを慎重に引き抜いて下さい。
3)抜いたクギの先端を”A”より2ミリほど長くペンチなどで切り落とします。
4)石こうクギ本体の抜いた穴に差し込んでコインで押し込んで下さい。